ある日の八雲一家

猫って耳触られるの嫌がるよね。

橙「耳はイヤだって言ってるのにー!!」

藍「橙に嫌われた…もう生きていけない…(泣)」

橙「藍さま、早まっちゃダメぇぇー!」
藍「橙…? って、ぶるわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」

橙「あわわわ、藍さまがえらい事に…!」 やったのは君だがね。

どこからともなくどこかで聞いたような天の声がっ!

藍(じ、人工呼吸に、し、しし心臓マッサージぃっ!? ハァハァ…)

橙「え? え? こ、こぅかな…?」 橙それ違うよ! それ違うよ橙!

人工呼吸は難しそうなので、心臓マッサージからやる事にしました。
橙「マッサージっていうくらいだから…揉むんだよね?」 惜しい。

橙「………やーらかーい」

橙「はぅっ…(泣)」
藍(大丈夫だよ橙! お前にはまだ未来があるよっ!)

橙「ちょ、ちょっとだけ…」
藍(!? え、ちょ、橙、何を…っ!?)

藍(ち、橙攻めですかぁー!? そ、それはそれで…ハァハァ…)

橙「気持ちいー…」

藍「? …橙? ………寝ちゃったのか」

藍「お昼寝の邪魔してしまったからな…お休み、橙…」

少女お目覚め中…

まうんとねこぱんちっ!!

阿鼻叫喚の地獄絵図。
紫「あらあら、大変ねぇ」

藍「も、もげるかと思った…(汗)」

橙「あ、あのね、藍さま…」
藍「?:

橙「あたしが藍さまを嫌いになるなんて、そんな事絶対に無いよっ!」
藍「っ!!!」

藍「ち、橙…」

藍「嬉しいこと言ってくれるじゃないっっっ!!!」
橙「に゛ゃーーーーっっっ!?!?!?!?!?!」

橙「うわーん! 藍さま怖いよーっ!!」

藍「え? あっ…そんな…橙…うっ…うぅぅ…はぅぅぅ…(泣)」
紫「あんなんじゃ誰だって逃げるわよ〜?」

毎日色々あるけれど、八雲一家は今日も平和です。